陝西省宝鶏市の宝鶏先秦陵園博物館によると、秦公1号大墓の陪葬車馬坑における2026年度の考古学的発掘調査が28日に始まった。5回目の発掘調査で、発掘面積は500平方メートルを予定している。
車馬坑は秦公1号大墓の副葬坑で、1977年に発見された。全長87.6メートル、幅20メートル、深さ14.5メートルで、平面は「凸」の字型をしている。
陝西省考古研究院は国家文物局の承認を受けて、2019年、2021年、2023年に宝鶏先秦陵園博物館や宝鶏市考古研究所と共同で同車馬坑の考古学的発掘調査を実施した。これまでの発掘面積は2000平方メートル、深さは2.5~6.5メートルに及び、330カ所以上の盗掘坑を整理し、金、銅、玉石、骨製の器物、大量の動物の骨、少量の人骨、漆皮などが出土した。これまでに確認された器物は計600点余りで、そのうち金器は20点以上に上る。
秦公一号大墓は陝西省宝鶏市鳳翔区に位置する2500年以上前の古墓だ。被葬者は紀元前577年から前537年まで在位した秦の景公・嬴石で、秦の始皇帝の14代前の祖先にあたる。
秦公1号大墓は中国でこれまでに発掘された中で最大の古墓で、出土遺物は3000点を超える。棺椁「黄腸題湊」は中国で発見されたものの中で最も古く、埋葬者の位が最も高い葬具だ。また、同墓からは中国最古の通し銘文が刻まれた「石磬」も出土しており、銘文は200字以上に及ぶ。(提供/人民網日本語版・編集/NA)











