中国南西部の四川省林業・草原局が5月9日明らかにしたところによると、ジャイアントパンダ国立公園の雪宝頂エリアでこのほどカメラのデータを回収・整理していたところ、ヒョウの活動とみられる映像を偶然捉えていたことが分かりました。

野生動物保護専門家の鑑定により、映像に映っていた種はヒョウであることが確認されました。

専門家が岷山山脈の野生動物の歴史的分布と既存のモニタリングファイルを精査した結果、今回の映像は四川省北西部と甘粛省南部に跨る岷山山脈東斜面での観測史上初となる野生ヒョウの実証記録となりました。

今回のヒョウの映像は、標高2000メートル前後の典型的な竹林の生息地で撮影され、生態環境が優れ、餌も豊富で、大型猫科動物の生息に適しているとのことです。今回の野生ヒョウの画期的な画像記録は、岷山山脈東斜面における野生ヒョウの分布に関する映像の空白を埋めただけでなく、雪宝頂エリアの生態保護の効果が継続して際立ち、食物連鎖が日増しに完全になり、生態系の安定性が絶えず強化されていることを示す有力な証拠となりました。また、今後の野生ヒョウ個体群の系統や由来の追跡、生息地の保護と地域の生物多様性の研究に貴重な資料を提供しました。

このモニタリングは、四川雪宝頂国家級自然保護区と中国林業科学研究院が協力して実施した希少で絶滅の危機に瀕している野生動植物を対象とした監視活動であり、地域の常態化した生物多様性調査の重要な構成要素となっています。(提供/CGTN Japanese)

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