タイ・プーケットで中国人観光客が保護対象のブダイを違法に捕獲し殺していたとして、批判の声が上がっている。香港メディアの香港01が14日に伝えた。

現地メディアによると、先日、「中国人観光客のグループがプーケットのカタビーチ付近の岩場で夜間にダイビングを行い、魚突き用のヤスで保護対象のブダイを捕獲していた」とする投稿が拡散された。

投稿者によると、この行為を目撃したのは9日夜のことで、その場で何度も捕獲をやめるよう注意したが、観光客らは応じなかった。さらに、別のロシア人とみられる観光客が、捕獲されたブダイと一緒に記念撮影する様子も見られたという。

通報を受けたタイの地元当局はカタビーチの調査を実施。現在、ネット上の動画や現場での証言をもとに、関与した観光客の特定を進めている。

ブダイはタイで保護対象の海洋生物に指定されており、違法に捕獲した場合は最高で1年の禁錮刑、10万バーツ(約49万円)の罰金、またはその両方が科される可能性がある。

タイのネット上では、「これは単に無知ということではない。われわれの法律をまったく尊重していない」「海洋生態系は観光客の遊び場ではない」といった批判が相次いだ。また、中には現在のビザ免除政策に言及し、「一部の外国人観光客は入国しやすいことを『誰にも管理されない』ことだと勘違いしている」との声も上がっているという。(翻訳・編集/北田)

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