「朱雀2号」改良型遥5ロケットが14日、東風商業宇宙革新試験区から打ち上げられました。ロケットは予定の軌道に投入され、同ロケットにとって2回目の試験打ち上げは成功しました。

同ロケットの開発企業である藍箭宇宙(ランドスペース)によれば、今回の打ち上げ成功は、朱雀2号が重量級ペイロードの打ち上げ能力獲得という難関を突破し、一箭多星(1基のロケットで複数の衛星を打ち上げる)の打ち上げを請け負う工学的条件を備えていることを示すものです。

同ロケットは従来型のロケットを延長したものであり、低温液体推進剤を使用する2段式の運搬ロケットです。ロケットの直径は3.35メートル、フェアリングの最大直径は4.2メートルで、全長は約55.9メートルです。ロケットの離陸重量は267トンで、離陸推力は338トンです。

これまでに数回にわたり打ち上げられてきたロケットと比べて、このロケットの外観は大きく異なっています。すなわち、ロケット本体が長くなったことでロケットの推進剤タンクの容量が増大し、輸送能力の向上を実現しました。さらに、第1段の尾翼を撤廃したことで、機体構造の重量を低減すると同時に、空力抵抗も減少させました。

今回の打ち上げの成功は、「朱雀2号」の改良型が重量級ペイロードの打ち上げ能力を獲得し、複数の衛星の打ち上げを請け負う工学的条件を備えていることを示すもので、「宇宙航空」の新興基幹産業の構築と「衛星インターネット」の発展加速という目標、さらには今後の大型コンステレーション(衛星群)の構築に、成熟しかつ信頼できる運搬能力による支えを提供するものです。(提供/CGTN Japanese)

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