投資家のセンチメントがやや上向く流れ。中国の経済対策が改めて材料視された。国家発展改革委員会の王昌林・副主任は17日、2026~30年にかけた内需拡大戦略の具体的な実施計画を策定する方針を明らかにしている。中国経済の成長を後押しするため、政策実行を急ぐ構えだ。また、外資ブローカーが最新リポートで、中国株マーケットは5~10%の年内上昇余地があると分析したことも買い安心感につながっている。米イランの和平協議再開に対する期待感も支え。トランプ米大統領は19日、代表団が再びパキスタンに向い、21日に第2回和平協議を開くとの見通しを示している。イラン側は再協議を拒否すると伝わってはいるが、識者の間からは、水面下で協議再開に向けた動きが進んでいるとの声も聞かれた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)や半導体材料の有研新材(600206/SH)、ディスプレー部品の彩虹顕示器件(600707/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)が9.4%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が5.5%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、中国政府系半導体企業の華潤微電子(688396/SH)が4.9%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.9%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
銀行株も高い。中国建設銀行(601939/SH)が3.4%、中国銀行(601988/SH)が2.3%、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.2%、中国農業銀行(601288/SH)が1.8%、中国工商銀行(601398/SH)が1.7%ずつ上昇した。
発電株もしっかり。大唐国際発電(601991/SH)と浙江浙能電力(600023/SH)がそろって1.8%高、
上海電力(600021/SH)と中国長江電力(600900/SH)がそろって1.7%高、国投電力(600886/SH)が1.6%高で取引を終えた。インフラ関連株、素材株、消費関連株なども買われている。
半面、不動産株はさえない。華遠地産(600743/SH)が3.7%、信達地産(600657/SH)が2.2%、保利発展控股集団(600048/SH)が2.1%、金地集団(600383/SH)が1.8%、華麗家族(600503/SH)が0.9%ずつ下落した。エネルギー株、医薬株、自動車株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.20ポイント(0.07%)高の269.47ポイント、深センB株指数が4.09ポイント(0.35%)高の1186.99ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











