2026年4月17日、中国メディア・観察者網は、広東省広州市花都区で男が近道をするために道路の中央分離帯のガードレールを工具で破壊し、行政拘留処分を受けたと報じた。

記事によると、同区の交通警察が最近のパトロール中に管轄区内の道路でガードレールの変形・損傷を発見。

捜査を進めた結果、容疑者の男を特定し身柄を確保した。男は道路を横断しやすくするため、深夜にわざわざ工具を持参してガードレールを丸ごと1枚取り外し、路傍に放置して約2メートルの隙間を作っていた。

記事は、中国の道路交通安全法では交通施設を故意に損壊・移動した場合、罰金に加え15日以下の拘留が科される可能性があると紹介。男の行為は規定に違反するとして、警察が行政拘留処分を科したと伝えた。

また、警察が「中央分離帯や標識、信号機などの交通施設は、市民の安全な通行を守る重要な障壁である」と強調し、一時の利便性のために違法行為に及ぶことのないよう市民に呼びかけていると報じている。

近道のために中央分離帯を破壊した男、行政拘留処分に―中国メディア

この件について、中国のネットユーザーからはさまざまな声が上がっている。まず、「近道のために柵を乗り越える人は見たことがあるが、柵ごと撤去して持ち去るのは初めて見た」「これぞ『愚か者のひらめき』だ」など、男の大胆な行動にあきれる反応が多く見られた一方、「拘留数日で重い法的代償と言えるのか」と処分の軽さを疑問視する声もあった。

また、「そもそも長い区間にわたって横断できない構造にしている行政側にも問題がある。バスを降りて反対側に渡るのにどれだけ歩かされるか、交通当局は理解しているのか」と、歩行者の利便性を無視した道路設計そのものを批判する意見も見られた。(編集・翻訳/川尻)

編集部おすすめ