米イラン和平交渉の進展が好感される流れ。中東メディアは21日午後、米国とイランがパキスタンの仲介で、戦争終結に向けた合意の最終案を完成させたと報じた。これを受け、21日のNY商品取引所では、WTI原油先物が前日比1.9%安の96.35米ドル/バレルと続落。取引時間中には一時、102米ドル台を付けていた。中国の産業支援スタンスも改めて材料視。当局が半導体や人工知能(AI)、次世代自動車など先端技術分野の国産化を推進する中、関連銘柄に買いが広がっている。連休を前にした買い手控えで上値の重い場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。香港市場は週明け25日、仏誕節の振替休日で休場となる(本土市場は通常取引)。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が16.0%高、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が8.4%高、光学部品OEMメーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が6.4%高と上げが目立った。レノボに関しては、通期決算の38.1%増益と配当の増額方針が好感されている。ネットイースの1~3月期決算も堅調だった。
セクター別では、半導体が高い。
ロボット関連の銘柄も急伸。深セン市優必選科技(9880/HK)が7.1%高、広東華沿機器人(1021/HK)が6.6%高、南京埃斯頓自動化(2715/HK)が5.1%高、深セン市越疆科技(2432/HK)が4.6%高で前場取引を終えた。
自動運転やライダー(LiDAR)、完成車メーカーなど自動車関連も物色される。深セン佑駕創新科技(2431/HK)が14.7%高、小馬智行(ポニーAI:2026/HK)が5.7%高、禾賽科技(2525/HK)が5.8%高、速騰聚創科技(2498/HK)が3.3%高、小鵬汽車(9868/HK)が4.6%高、理想汽車(2015/HK)が3.7%高で引けた。
半面、消費セクターの一角はさえない。火鍋の海底撈国際HD(6862/HK)が5.8%、乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)が3.8%、即席麺・飲料の康師傅HD(322/HK)が3.5%、テレビ(TV)メーカーの創維集団(751/HK)が1.7%ずつ下落した。
本土マーケットも3日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.47ポ%高の4096.24ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。素材、不動産、電力、自動車、銀行なども買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











