春節まであと2カ月ほどとなっているが、日本旅行を計画している中国人も大勢いることだろう。中国メディアの今日頭条は22日、日本を訪れる前に理解しておいたほうが良い日本の「習慣」を紹介する記事を掲載し、旅行中に恥ずかしい思いをしないようにと注意喚起した。
記事はまず、中国では旅行がブームとなっていて、休みの時期になると国内の観光地は人で埋め尽くされるため、近年では海外旅行へ出掛ける人が多くなっていると紹介。そして、日本は特に人気の渡航先となっているとしながらも、日本を旅行で訪れる前に「日本の習慣」を理解しておいたほうが良いと論じた。
続けて、「日本では公共の場所で気軽にタバコを吸ってはいけない」ことを紹介。タバコは決められたエリアでのみ吸うことができ、灰や吸殻は灰皿で処理しなくてはならないと伝え、違反者には罰金も科されるほどだと論じた。愛煙家の多い中国では歩きタバコをしている人や、灰や吸殻をポイ捨てする人の姿をよく見かけるゆえ、確かに注意が必要だろう。
さらに、「ことわりもなく他人の写真を撮ること」や「横に並んで道を歩く」ことも控えるべきだと強調。日本人は個人情報の流出やプライバシーの侵害に敏感で、他人に迷惑を掛けることを嫌うためだと強調した。中国ではどちらの行為も過度に気にする人は少数派であるゆえ、この点も注意が必要だ。