
記事はまず、食事における日本人の常識を紹介。ラーメンなどの麺類を食べる際に盛大に音を立ててすすることで、店を評価するとともに店主に対する敬意を示すといった話が近年中国のネット上で取りざたされているとしたうえで「これは誤解である」と指摘。実際のところ、ラーメンを食べるときにあまりに大きな音を出してすすることに対して「8割の日本人はマナーが悪いと感じる」と伝えた。
ラーメン屋やそばをすすって食べるという習慣については間違っていないが、店や店主に対する評価で盛大にすするというのは確かに誤解と言える。立てる音にも「節度」が必要なのだろう。また、派手にすすれば汁が周囲に散乱することになる。今のご時世ではなおのこと忌み嫌われる可能性が高そうだ。
記事はまた、中国では疎かにしがちな点として「トイレのドアをしっかり閉める」点に言及。中国のトイレは鍵が壊れていたり、そもそもドアがちゃんとついていないケースもあったりすることから、必ずしも全員がちゃんとトイレのドアを閉めて鍵をかけるとは言えないのに対し、日本では用を足す際に鍵までちゃんとかけることが常識であり、これを怠れば他人から「不衛生なうえにエチケット知らず」と白い目で見られることになると紹介した。