◆パ・リーグ ソフトバンク7―0オリックス(18日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンクの上沢直之投手(32)が惜しくもノーヒットノーランを逃した。17日の同カード(みずほペイペイ)で18安打13得点と爆発したオリックス打線を相手に、9回1死まで安打を許さず、8回1/3を1安打無失点、2四球、9奪三振。
偉業まで2死だった。球場中が緊張感に包まれた。上沢が投げた134球目の直球。オリックス・西川に捉えられた。打球は遊撃で好守を連発していた川瀬の頭を超え、中前へ。思わずマウンドで苦笑いした。「打たれたから『あぁ…』とかもなかった。球数が増えても出力が落ちないですよ、というのはアピールになったかな」。完封は逃したが、1安打で2勝目。
立ち上がりから表情を変えず、淡々と投げ込んだ。6回2死、中前へ抜けそうなライナーを川瀬が横っ飛びでキャッチ。「ああいうプレーが起きると、そういう日なのかな?みたいな感じには思った」と、普段とは違う雰囲気を楽しむ余裕すらあった。昨年オフから改良に取り組み続けているフォークも「久しぶりに良かった」と今季最多タイの9奪三振。良かった部分を問われた小久保監督も「全部良くないと、ヒットは出るので。本当にホークスの軸で回る投手になってくれている」と最敬礼した。
今季からは右腰にグラブを置くような新フォームに着手。日々のトレーニングで見つけた、体の出力が最大限に出る位置だった。2月のキャンプでは練習メニューを終え再度、ブルペンで「追い投げ」。捕手との会話では一球ごとに感覚と数値を確認し、球威と球質の向上につなげている。
上茶谷、大津には動画も使ってフォークを伝授し、開幕1軍だった新人の稲川や鈴木豪にも「慣れた?」と気遣ってきた。
チームは連敗を免れ、単独首位をキープした。「30代に入って毎日、悔いなく過ごしたい」。日本ハムからメジャー挑戦。厳しい声も覚悟した上で、ソフトバンクに戦いの場を求めた。移籍2年目。強い覚悟を胸に秘め、また大記録へ挑む。(森口 登生)
記録メモ 上沢(ソ)は9回1死から西川(オ)に初安打を許し、ノーヒットノーランを逃した。9回に初安打を許し、大記録を逃したのは、昨年6月19日巨人戦で北山(日)が9回1死まで抑えながら、大城卓に本塁打を許して以来だ。ソフトバンクの投手で9回に初安打を喫したのは、18年8月25日西武戦で8回まで無安打ながら、9回先頭の秋山に初安打のミランダ以来になる。










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