東都大学野球2部春季リーグ戦第3週第1日▽帝京平成大10―3駒大(28日・大田)

 今季、初めて2部に昇格した帝京平成大が、リーグ戦5試合目で初勝利を挙げた。

 今秋ドラフト候補に挙がる駒大・仲井慎投手(4年=下関国際)を、序盤から攻略。

1―2の3回裏に3番・前本捷壮左翼手(3年=小松大谷)の左越え本塁打で同点に追いついた。

 続く4回裏2死一塁から8番・木村龍之介中堅手(2年=松本国際)が中前へ落ちる安打を放つと、打球は大きくバウンドして相手中堅手の頭を越え(記録はエラー)、一塁走者が一挙生還。勝ち越しに成功した。5回にも1点を追加。7回には4点を挙げ、試合を決めた。

 記念すべき2部での初勝利。原克隆監督(56)は「大学にとって歴史的な1勝。選手はよくやったと思う」と言ってうなずいた。

 1990年に野球部が創部し、2022年春に東都リーグに参入。昨年秋、3度目の正直で2部と3部の入れ替え戦を勝ち上がった。初めて挑んだ2部リーグ。開幕から4連敗すると、原監督は「このままだったら恥をかいて終わるぞ」とハッパをかけたという。

 「選手にとって、2部の壁の厚さを感じた4試合だったと思うが『やるべきことをきちっとやれば、ゲームには絶対なる』と言い聞かせていた。そのことが、今日の試合で分かったと思う」と指揮官。27度の1部優勝を誇り、2週を終えて勝ち点2を挙げていた駒大から、見事に勝利をもぎとった。

 打のヒーロー・前本は、今後の戦いに向け「まずは勝ち点を取らなければ。そして、その勢いを4週目、5週目につなげていきたい」と力強く話した。

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