◆春季高校野球北海道大会札幌地区予選 ▽Aブロック2回戦 立命館慶祥9―2北星学園大付=7回コールド=(12日・札幌麻生)

 昨秋全道大会で4強入りした立命館慶祥が9―2の7回コールドで北星学園大付を下し、初戦突破。5番・吉川慎之助右翼手(3年)の2ランなど9安打9得点で突き放した。

 1回から流れをつかんだ。1番DH・中田凪(3年)の中前打を手始めに無死満塁の好機を作ると、押し出し死球で先制。その後も6番・柿沢成那左翼手(3年)の適時打などでいきなり5点をスコアボードに刻んだ。

 さらに1点を加えた2回2死一塁からは、吉川が内角の直球を強振した。「先っぽに当たったけど、ある程度角度がついたら入る感覚はあった」という打球は、右翼芝生席へ。大和ハウスプレミストドームで放った昨秋に続く公式戦2本目の本塁打で8―0とし、序盤で大量リードを奪った。

 昨年12月には、北海道選抜の一員として台湾遠征に参加。高校野球ラストイヤーにさらなる飛躍を期待されていたが、3月に腰を痛めて1か月近く離脱した。練習試合もゴールデンウィーク頃からの出場で、今大会の背番号は「22」。けが明けで実戦機会が少ない中で迎えた初戦だったが、吉川は「今までの練習試合は最初に点を取った後に取れなくて逆転される流れが多かった。何としてでも1点取りたかったので、よかった」と振り返った。

 17年ぶりの春全道制覇から、春夏通じて初の甲子園出場を目指す今季。

完全復活を期す主砲は「もちろん優勝が目標だけど、夏前にどれだけ経験を積めるか、春の試合で成長していきたい」と意気込んでいた。

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