◆JERAセ・リーグ 中日8―0ヤクルト(16日・バンテリンドーム)

 中日・大野雄大投手が7回2安打無失点で、リーグトップのヤクルト・吉村に並ぶ5勝目を挙げた。自身4連勝で、29イニング連続無失点を継続。

20年に45イニング連続無失点の球団記録も樹立している左腕は「意識はしていないけど、ゼロで抑えるということはチームの勝ちに近づく。またリセットして、積み重ねていきたい」と胸を張った。

 3回までに打線が6得点。「早く取ってくれて、スムーズに投げられた」と感謝したが、投球が味方の力にもなった。2回に内山の邪飛を捕手の石伊と三塁の石川昂が譲り合い、真ん中にポトリ。大事な先頭打者を打ち取り損ねた。それでも3者凡退。「内山選手を打ち取ることができたのは大きかった」と振り返った。

 「(石川)昂弥も必死にやっていて。昂弥のボールか石伊のボールか分からないけど、(抑えて)ちょっとは救われたと思う。その後、ホームランも打ちましたしね。本当に良かった。

あそこで走者を出して点を取られていたら、シュンとなったかも」。守りを終えたところで、石川昂から「すみません」と謝罪された。「ドンマイ」と応じたが、直後に1号2ランが飛び出した。

 13日には、巨人・坂本の通算300号からも刺激を受けた。延長12回の逆転サヨナラ弾。「自宅で、ずっと見ていた」と明かすと「前の打席で三振して、もう一度回ってくるのも、持っている。(勝ち越された直後に)流れをひと振りで変えて、さすが」とたたえた。語りながら「何て言うんですかね…」と言葉に詰まった後に「俺らの坂本勇人やな、と思いました」とニヤリ。坂本にも「さすがですね」と連絡を入れたという。

 「普段はしないんですけどね。彼は意識しないかもしれないけど、これだけ積み上げて、すごい記録ですから。思わず、連絡しちゃいました」。

今季は巨人・田中将の活躍や日本球界に復帰した楽天・前田健らも注目を集めているが、自身も1988年度生まれの代表として健在だ。

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