23日の東京9R・カーネーションC(牝馬限定、3歳1勝クラス、芝1800メートル)は、単勝1・3倍で断然人気のイクシードが上がり3ハロン33秒7の末脚で差し切った。

 世界一に輝いたイクイノックスの全妹というキタサンブラック産駒が、才能の片りんを見せた。

中団で脚をためて直線で外に持ち出すが、なかなかギアが上がらない。残り200メートルを過ぎても前の3頭とは差があったが、そこからが真骨頂。グイグイ伸びて前をとらえ、迫るガーヴィを首差でしのぐと、スタンドが大いに沸いた。

 前走のフラワーCは後方から追い込むも、3着で賞金を加算できず。ホッと胸をなで下ろしたのは偉大な兄の主戦を務めたルメール。「緩さがあるぶん、伸びしろがあります。馬体のパンプアップが必要。距離は2000メートル以上がいいです」と高く評価した。皐月賞日本ダービーで2着惜敗だったイクイノックスが本格化したのは3歳秋以降。妹も同じ成長曲線をたどり、大舞台を目指す。

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