◆第93回日本ダービー・G1(5月31日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月29日、栗東トレセン

 皐月賞4着からの頂点取りを狙うアスクエジンバラ(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父リオンディーズ)はCWコースで最終調整。コースに入ってからもすぐにスッと収まり、鞍上の岩田康誠騎手=栗東・フリー=と呼吸を整えるような、ゆったりと滑らかな走りで1周し、最終調整を終えた。

 岩田康騎手は福永厩舎に戻ると、引き運動で悠然と歩くエジンバラを見ながら、「すごいやろ。全くイライラしていない」と満足そうな様子。「もう思い残すことはない。そのぐらいまで馬がよく耐えてくれた。これで負けたら仕方ないというところ。皐月賞が七分ぐらいだったけど、今の100%まで持って行けたと思う」と晴れやかな表情を浮かべた。

 初コンビだった昨年のサウジアラビアRC(7着)後から、追い切り以外の調教でも密接にコンタクトを取った。ともに騎手として、一線級で争ってきた福永祐一調教師の管理馬で、2012年ディープブリランテ以来となる2度目のダービー制覇を狙う。

 「自分には勝った経験がある。ダービージョッキーと元ダービー3勝ジョッキーの福永祐一厩舎。そういう面で堂々とドシッと構えて、レースはできると思う。全部一任してくれているのもあるし、チームみんなで頑張っている一体感も本当に感じています。

その中で1番でゴールできた時、1番いい答えが出たと言えるんじゃないかな」と静かに充足感をかみしめた。右鎖骨骨折という大ケガも乗り越え、たどり着いた目標の地。チャンスは絶対にモノにする。

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