◆日本生命セ・パ交流戦 2026 日本ハム3―5巨人(30日・エスコンフィールド)

 大勢、マルティネスが失点して最後はちょっとヒヤリとしたけれど、勝因は間違いなく西舘だね。

 故障を克服し、ファームで実績を残してからの今季初の1軍マウンド。

3回までに打線が4点の援護をくれたことが大きかった。そして、その1~3回と直後の守備で先頭打者をきっちりとアウトにした。流れを相手に渡さないという点で見事だった。

 もともとボールが荒れ気味の投手。でも、ストライクゾーン内で荒れていたのが功を奏したね。3回は万波に対し154キロの直球で内角をズバッとついて三振を取ったかと思うと、続くレイエスには外角高めにクイックで投げて三振。全部で8奪三振の内訳は真っすぐが3、スライダーが2、カットボール、フォーク、カーブがそれぞれ1。持ち球の全球種で奪った。こんな器用な投手、なかなかいないよね。打者は凡退した後、ベンチに戻った時に球種を伝えるのが普通。これだけバリエーションが豊かだと、狙いが本当に絞りづらくなるわけですよ。

 3年目を迎えて、本当にいい投手に成長した。

次の先発も、もちろん任せたいね。(スポーツ報知評論家・宮本 和知)

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