「出版」のニュース (702件)
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【猫と関西弁の組み合わせはかわいいの二乗『まめねこ あずきとだいず』】
本屋さんに行くと、定期的に猫をテーマにしたコミックや写真集が出版されていることが分かる。猫を飼いたくても飼えない人が心を癒し、猫の飼い主が「猫あるある」を共有できるといった楽しみ方ができるため、いつも...
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本日スタート。朝ドラ「マッサン」舞台がつなぐ「花子とアン」「八重の桜」との意外な関係
きょう、9月29日よりNHKで連続テレビ小説の新シリーズ「マッサン」の放送が始まる。その主人公のモデルとなるのは、大正から昭和にかけて日本でのウイスキーの製造に人生を捧げた竹鶴政孝と、スコットランド出...
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堺の怖い話、妖怪、郵便、そして同人誌発表作品は文学賞に応募できるのか。第2回大阪文学フリマレポ
去る9月14日、第2回文学フリマ大阪が堺市産業振興センターにて開催された(主催は文学フリマ大阪事務局)。大阪での文フリは昨年4月以来、約1年半ぶりということになる。前回、私はサークル仲間と前日より堺市...
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「芥川は馬鹿だよ」と言った理由。「天才・菊池寛」の伝説
この10月に、文藝春秋から新たな文庫レーベルとして「文春学藝ライブラリー」が創刊した。文春の会社設立90周年を記念しての企画だけに、その創刊ラインナップにも、創業者で作家の菊池寛の生涯をたどった『天才...
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会社員はガンダムである
“とすると、なんと、会社員はガンダムだったのである。いや、逆だ。ガンダムが会社員だったのだ。”『会社員とは何者か?』の一節だ。サブタイトルは、「会社員小説をめぐって」。「会社員小説とは何か?」をめぐる...
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図解で一目瞭然、頭のいい人のノートの取り方
「あなたは、ノートのとり方を教えてもらったことがありますか?」「図解頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」で、このように問いかけられて、「確かになかったかも!?」と思い当たりました。事実、99%以...
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もう買ったマンガの改訂版が出るのは読者への裏切りなのか『アラタカンガタリ〜革神語〜』の真実
『アラタカンガタリ〜革神語〜』のリマスター版が発売された。コミックスは累計200万部を突破し、最新21巻は書店にならんだばかりだ。今年の4月から7月にはアニメも放映。連載は6年目に突入した。にもかかわ...
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『パンケーキを毒見する』は笑えないけど笑える恐ろしい映画
みんなでパンケーキを毒見しに行こう7月30日(金)に公開された映画『パンケーキを毒見する』(←「毒味」ではなく「毒見」)。まずはこちらの予告を観てほしい。【視聴】『パンケーキを毒見する』60秒予告プロ...
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増田貴久が『装苑』に登場 手掛けた「衣装」を語るインタビューから伝わる、NEWSへの想い
今月の『装苑』はNEWSファン必読現在発売中の雑誌『装苑』(9月号/文化出版局)で、「衣装、その衝動」と題して、ステージ衣装の特集をしている。かねてから本誌で連載「MFBB」を持っているNEWSの増田...
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今も思う、ナンシーだったらどう論じただろう。没後10年『評伝 ナンシー関』
梅雨の前後には急に亡くなる人が多いような気がする。大平元首相もそうだったし、私に初めて署名記事を書かせてくれた雑誌の編集長も、やはり何年か前の梅雨時に心不全で突如として亡くなった。気圧が低かったり雨の...
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「半分、青い。」45話。秋風(豊川悦司)衝撃発言「タジオ(佐藤健)脱がせたかったな〜」
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK総合月〜土朝8時〜、BSプレミアム月〜土あさ7時30分〜)第8週「助けたい!」第45回5月23日(水)放送より。脚本:北川悦吏子演出:橋爪紳一朗45話はこんな話律...
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「他人に対する無関心」について「哲学カフェ」で考えてみた
「哲学カフェ」と呼ばれるイヴェントがある。喫茶店や会議室、その他のイヴェントスペースなどで、さまざまな人が集まって、コーヒーとかお茶を飲みながら、特定の話題について対話し、考える、というもの。噂は以前...
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「舟を編む」今夜2話。校閲やら辞書編集やら出版社ものがなぜかブーム
三浦しをんの小説『舟を編む』がフジテレビの「ノイタミナ」枠でアニメ化され、先週から放送を開始している。『舟を編む』は出版社の辞書編集部を舞台にした物語。累計発行部数120万部、2012年の本屋大賞に輝...
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忌野清志郎『ロックで独立する方法』自分の両腕だけで食べていこうって人が、そう簡単に反省しちゃいけない
ミュージシャン(本人は「バンドマン」という肩書きを愛した)の忌野清志郎が亡くなってから、きょう5月2日でちょうど10年が経つ。最近、その著書『ロックで独立する方法』が新潮文庫から刊行された(新潮文庫か...
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忘却の強要は、政治やメディアの最低の暴力だ「そして父になる」是枝監督の思い
福山雅治主演の「そして父になる」(レビュー)が、2013年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しました。そのあとも日本公開は、いわば凱旋帰国というかウィニングランのようなかたちになり、ヒットしました。「...
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馬と仲よくなれる馬語の教科書『馬語手帖』
3年近く前に出た本だけど、最近知った。河田桟の『馬語手帖ウマと話そう』(カディブックス、2012年)という本。この文を書いている2014年12月現在、Amazonでは在庫切れでマーケットプレイスでは法...
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長生きしたければミキサーやジューサーじゃ足りない、おろし金を使え『長生きするための88の知恵』を読む
酵素ブームが起こって久しい中、私も今夏、スムージー生活をはじめました。お取り寄せした果物や野菜を毎朝、ジューサーにかけて飲んでみたところ、お腹の調子もよく、「痩せた?」と聞かれることもしばしば。これは...
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中谷美紀と水川あさみのドロドロ出版界愛憎ドラマ「ゴーストライター」今夜3話
火曜9時ドラマ「ゴーストライター」(フジテレビ系列)。中谷美紀が13年ぶりに連続ドラマの主役として帰ってきた。脚本は「僕の生きる道」「ブラザーズ」の橋部敦子。今夜、3話が放送される。超ベストセラー作家...
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2013年の大晦日は、やっぱり「あまちゃん特別編」
2013年もあと数日。目下の関心事は、大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』(19時15分〜)で、『あまちゃん』がどれくらい時間を割いて登場するかであります。エキレビで半年間連載していた「おさらいレビュー...
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「逃げ恥」平匡さんと並ぶ童貞キャラ、馬締「舟を編む」今夜6話
三浦しをんのベストセラーをアニメ化した『舟を編む』。出版社の辞書編集部で働く人たちの奮闘を描く物語だ。ゆっくり、ゆっくりした進み具合が、秋の夜長にぴったり合う。先週放送の第5話は「揺蕩う」。「たゆたう...
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のん主演『私をくいとめて』初めて見せる表情が随所に 俳優のんの最高値・一人上手のみつ子
※本文にネタバレを含みますわかりみが深すぎる『私をくいとめて』2020年の気分にぴったりの映画だ。【関連記事】アキとユイの未来と北三陸鉄道のその先。今だから解く「あまちゃん」のメッセージ主人公・みつ子...
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「誰かにやらされてたらやれなかった」やついいちろうに聞く『それこそ青春というやつなのだろうな』
エレキコミックのやついいちろうが落研時代のことを書いた『それこそ青春というやつなのだろうな』(PARCO出版)。インタビューの機会をいただき、ドキドキしながら行ってきた。驚くほど冷静に淡々と、しかし言...
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後世に名を残したければ、漬け物日本一争奪戦「T-1グランプリ」に参戦すべし
漬け物の起源は有史以前にさかのぼる。中国では紀元前3世紀頃の辞書に、既に塩蔵品の存在を示す言葉が見られ、6世紀に出版された「世界最古の料理書」と言われる『斉民要術』には既が複数の漬け方が紹介されている...
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スティーブ・ジョブズのバイブル「全地球カタログ」って何?
「わたしが若かったころ「TheWholeEarthCatalog(全地球カタログ)」というとてつもない出版物があった。わたしたちの世代のバイブルです」スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業生...
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太宰治の『人間失格』読んで元気になった『風俗で働いたら人生変わったwww』著者に聞く2
最近増えている風俗業界の本。その中でも、当事者が業界のことを理路整然と書き出した「風俗で働いたら人生変わったwww」はバイアスがかかっていなくて、冷静にその世界のことがわかる良書だ。風俗従事者を不幸な...
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デビュー20周年、不遇な時代もありました『誰も知らなかったドアラ学』
前略ドアラ先生ご無沙汰しております。おととし、先生が『コアラ坂』を上梓されたときにお手紙を差し上げた、愛知県在住のライターです。今年もプロ野球が開幕し、先生も中日ドラゴンズのマスコットキャラクターとし...
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70年代の検索エンジン。「ぴあ」最終号」
7月21日、ついに「ぴあ」最終号が発売された。1972年7月の創刊以来39年間、東京のエンターテインメントの情報を伝え続けてきた同誌の休刊に、ひとつの時代の終焉を感じた人も多いことだろう。最終号は全2...
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『なぜ人妻はそそるのか』~人妻ブームの背景には児童ポルノ禁止法の影響が?
なぜ人妻はそそるのか?この問いに乗るべきか、乗らざるべきか。個人的には、成熟した女性にそそられることはあれども、人妻だからそそられるということは、ない(たぶん)。そもそも文字どおり、人の妻だし。「ああ...
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どうして宗教団体はあんなに儲かるの?「週刊東洋経済」特集「宗教 カネと権力」が面白すぎる
『週刊東洋経済』9月1日号が面白い。特集のタイトルは「宗教カネと権力」。創価学会、幸福の科学、真如苑、統一教会などのカネの流れにメスを入れる特集だ。どうして宗教団体は儲かるのか?どうして宗教団体はあん...
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キャラ弁をめぐる夫婦間の"契約"とは『芸人と娘』ザ・ギース尾関高文に聞く
若干4歳にしてパパをいじることを覚え、お店やさんごっこをすれば渋いシーンを切り取り、笑いに対してストイックな姿勢を見せる幼稚園児──。『芸人と娘』(尾関高文著、飛鳥新社刊)は、芸人である尾関高文さん(...