
柚月裕実の「Weekly“J”」#30<5月23日〜5月30日>
Sexy Zone
アイドルファン歴25年超の筆者が一週間の出来事からトピックを紹介するこのコーナー。5月16日からの一週間より、印象的なトピックスをご紹介します。今回は、今年デビュー10周年を迎えるSexy Zoneについて。【関連レビュー】Sexy Zone菊池風磨、黒柳徹子にまさかの“セクシーサンキュー”
3月に10周年記念アルバム『SZ10TH』のリリースを皮切りに、現在もライブツアー『Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH』の真っ只中であるSexy Zone。ソロとしてもドラマやバラエティ番組への出演、そしてSNSアカウントの開設など、息つく暇がないほどにお知らせが続いている。
5月14日にはTwitterで、セクベア_SZ10TH(@szbear_official)公式アカウントを開設。プロフィールにはメンバーの松島聡が手掛けたマスコット、セクベアのアイコン。プロフィール欄には、「Sexy Zoneのファン・セクシーラバーズ代表。趣味はエゴサーチ、特技はエアーバンド(セクゾに入りたかったが入れなかった) 、体重はバラの花束5個分」と、なんとも可愛らしいプロフィールが綴られている。
現在フォロワー数は9.8万。公式らしくグループやメンバーのお知らせをしつつ、ファン代表と掲げたセクベアらしいポップな言葉使いに親近感が沸く。
そして、5月28日には中島健人が「長谷部宗介」名義でインスタグラムアカウントを開設。これは7月スタートの連続ドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ、フジテレビ系)で、中島が演じる敏腕編集者の名前だ。
記念すべき1投稿目は動画。空港と思しき場所で窓の外を眺める中島。
2つ目の投稿には「安心してください。笑 本人です。」とピースサイン。役名での開設を意識したのか、普段よりもさらにキリっとした表情だ。
まだ3投稿にも関わらず5月30日現在フォロワー数は26万超えと、こちらも注目を集めている。番組公式アカウントでの運用はこのところのトレンドだが、単独で、それも役名での開設は異例だ。
いずれも突然のSNSのスタートに、ファンの間では偽物疑惑が持ち上がったり、何者かが偽物サイトを作っていたり……。Twitterでは公式が偽物サイトへの注意喚起を行う投稿もみられた(Twitter社も捌ききれないとは思うが、公式アカウントの認証バッヂを早めに付与してあげてほしい……)。
メンバー唯一の陽キャ=菊池風磨
「風磨くんが28日(金)フジテレビ系「新しいカギ2hスペシャル」に出るの知ってた?!コントをやるみたいだから、楽しみだー♪」とセクベアがお知らせしていたが、28日には『新しいカギ 2時間SP』(フジテレビ系)に菊池風磨がゲスト出演した。「イケメン陽キャには騙されない」と題して、丸山礼とコントに挑戦。美術部に入りたい新入部員を演じたのだが、まさかの展開を迎えていた……。
これまでも『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)で散々ドッキリを仕掛けられてきた菊池。最近ではYouTube「ジャにのちゃんねる」でも、メンバー唯一の陽キャとしていじられ気味である。グループはもちろん、ソロ曲では色気たっぷりのステージをみせる菊池だけに、どんどんギャップが増していくのが面白い。
また、セクベアが「『コタローは1人暮らし』にゲスト出演するんだって!」とお知らせしていたように、松島聡が関ジャニ∞の横山裕が出演する連ドラ『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)にゲスト出演するお知らせも。演じるのはなんとホスト役!
先行してビジュアルが公開されたのだが、ウェーブがかった金髪で笑顔の松島。Tシャツにジャケット、細身のスキニーを合わせた、今どきのホストらしいスタイル。オシャレで気さくな雰囲気。実在したらトップクラスの人気が出そうな予感が……。笑顔ではあるが、実は10代でつらい過去を背負った役どころだという。どんな演技をみせるのか、こちらも楽しみだ。
大きくなったねぇ、Sexy Zone
そしてSexy Zoneでセンターを務める佐藤勝利は、来年春に初のラブストーリーに挑戦すると発表された。2022年春公開『WOWOWオリジナルドラマ 青野くんに触りたいから死にたい』で、高校生カップルのホラーラブストーリーに挑戦する。佐藤単独のラジオ『VICTORY ROADS』(bayfm)でもドラマについて語り、「一見少女漫画っぽいのかな、ラブストーリー、王道かと思いきや、けっこうホラーですよ」と紹介。夜に読むと眠れなくなるくらい「ちゃんと怖い」と続けた。現在24歳で高校生役を演じられるのも佐藤ならではだが、「エッチなシーンもあったりとかする作品なので……WOWWOWオリジナルドラマの中でどこまで描かくのか楽しみに待って欲しい」と語った。
また、“初ラブストーリーに挑戦”と報じられたことに触れ、「若干、“挑戦”が恥ずかしかったというのもあるんですけど」と、デビューから10年、初挑戦の表現に少々違和感があったようだ。続けて、WOWOWでの有料放送ということもあり、「ケータイで観られるんだよ。入った方がいいよ……入っちゃえよ(笑)」とサラッとお知らせを挟んでいた。
冗談交じりの、ちょっぴり強引な口調にキュンとしたのは言うまでもなく……。高校生役、ちょっとエッチなシーンもあると……、公開までに時間があるので、原作で予習をしながら楽しみに待ちたい。

10周年というメモリアルイヤーを迎えたSexy Zone。
グループの編成など激動とも呼べる10年を経て、どんどん進化を続ける彼ら。今年はまだまだ忙しくなりそうだ。
(柚月裕実)
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柚月裕実
Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。
@hiromin2013