中国税関総署の呂大良報道官は4月14日の記者会見で、イランで起きている軍事衝突が中国の貿易に与える影響についての質問に答え、3月の中国の中東地域との輸出入が1月と2月の前年同期比増から減少に転じたと説明しました。

呂報道官は、「ホルムズ海峡は世界で重要な貨物貿易とエネルギー貿易の通路だ。

国連貿易開発会議(UNCTAD)の報告によると、同海峡は世界の海運ルートでの石油貿易の25%、液化天然ガス貿易の19%、液化石油ガス貿易の29%、石油関連化学製品貿易の13%を担っている。イランでの軍事衝突が発生したことで燃料価格が急上昇して高止まりし、石油の輸送コストは大幅に上昇している。これらの要素はサプライチェーンを通じて世界の商品生産と輸送のコストを押し上げており、世界の貨物貿易は大幅に減少する可能性があると指摘されている。世界貿易機関(WTO)が発表した最新の『世界貿易見通しと統計』は、世界の貨物貿易の成長率に対する予想を大幅に下方修正した」と紹介しました。

呂報道官はまた、「中国は政治と外交ルートを通じて紛争を解消することを一貫して主張し、和平促進と衝突停止に向け積極的に力を入れてきた。各方面が共に努力し、情勢の早期緩和を推進し、ホルムズ海峡と中東地域の平和と安定を回復させることを望む」と述べました。(提供/CGTN Japanese)

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