2026北京国際モーターショーが4月24日から5月3日まで、北京で開催されている。今回の展示面積は38万平方メートルで、モーターショーとしては世界最大規模の記録を更新している。
比亜迪(BYD)のフラッシュチャージング展示ブースには氷点下30度のスペースが設置され、多くの来場者の注目を集めていた。ガラス越しでも中の寒さを感じることができるものの、ブース内の新エネ車は全く影響を受けていない様子で、充電量が20%から97%まで増えるのに要した時間はわずか12分だった。
蔚来(NIO)の展示エリアでは、車とロボットが「ダンスバトル」を披露していた。完全自動サスペンションシステム「天行(SkyRide)」が搭載された蔚来の新型SUV「ES9」は、ミリ秒単位のレスポンタイムで、上下左右に軽やかな「動き」で揺れ、スマートロボットと競演していた。
主要な部品のサプライヤーと自動車メーカーの展示エリアを同じエリアに設置した「整零同館」は、今年の北京モーターショーの「目玉」となった。同館では、主要なサプライヤーが初めてメインの展示館で大規模に展示を行い、自動車ブランドと「コラボレーション」した。
蔚来の李斌(リー・ビン)会長は、「イノベーションの多くは産業チェーンの川上と川下が連携して創出している。今後、自動車産業の競争は企業間の『一騎打ち』ではなくなり、エコシステム全体の連携能力を全方位的に競うようになるだろう」との見方を示した。
「物理AI」も今回のモーターショーの人気ワードとなった。数カ月前なら「物理AI」というワードを聞いたことがないという人が多かったが、今ではそれが技術の理念から大規模活用への段階へとシフトされ、さらに多くの人の視野に入るようになっている。
スマートカーが行動能力を備えるようになり、自動車は今、人間のことをより理解しているスマートな移動のパートナーへと進化している。
自動運転技術を開発するMomentaの曹旭東(ツァオ・シュードン)最高経営責任者(CEO)は、「モデルがあまりない極端なシーンでも、人間より優れた運転のテクニックを披露することができるようになるというのが私たちの目標。それこそが、『物理AI』の本当の価値」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











