中国北西部の寧夏ホイ族自治区の地質局と中国地質大学(北京)の専門家チームはこのほど、調査と分析を通じて、寧夏でこれまでで最大の龍脚類恐龍の足跡化石群「六盤山北聯池足跡群」を発見しました。

六盤山地域の隆徳県にある広さ650平方メートルの急斜面の岩壁には、約1億1000万年前のものと思われる241個の恐龍の足跡が明確に残されています。

うち連続した足跡は117個で、さらに124個の孤立した足跡が点在しており、少なくとも9本の移動経路を形成しています。これらは前期白亜紀における中国北西部の龍脚類恐龍の多様性や行動特性、古生態環境を研究する上で貴重な実物証拠です。

今回発見された足跡は、中大型の龍脚類恐龍の一群の活動軌跡が如実に記録されたものです。これらの恐龍が残した後ろ足の足跡の長さは58.3センチから143.5センチの間です。中でも最大の移動経路には14組の連続した前後の足の足跡が含まれており、後ろ足の平均長は118センチ、移動経路の総延長は13メートルを超えています。最も長い移動経路は全長20.1メートルで、前後の足の距離が次第に狭まっており、恐龍が歩行中に減速した様子が如実に示されています。

寧夏ホイ族自治区における過去最大の龍脚類恐龍の足跡化石群を発見―中国

この足跡群の発見により、六盤山地域がかつて大型龍脚類恐龍の重要な活動地域であったことが改めて裏付けられました。(提供/CGTN Japanese)

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