2000年ごろに流行していたCCDカメラなど、レトロな雰囲気のあるアイテムが近年、中国の若年層の間で爆発的な人気を集めています。SNSでは、「今日はCCDで遊んだか」というトピックスの閲覧数が10億回を超え、中古商品取引のプラットフォームでは、CCDカメラなどレトロアイテムの販売量が前年比320%増となっています。

広東省広州に本部を置く調査会社「艾媒諮詢(iiMedia Research)」のデータによると、中国における2025年のレトロ商品の売上高は、前年比11.7%増の3552億2000万元(約8兆3100億円)に達しており、2030年には5878億5000万元(約13兆7000億円)に達する見込みとのことです。

中国北西部寧夏ホイ族自治区銀川市にある中古衣料店では、1980年代のベルボトムジーンズや90年代のプリントシャツ、2000年代のレザージャケットなど、レトロな雰囲気が漂うビンテージ服が多くの若者を引き付けています。この店の店長は、来店者の8割は若者だと語り、「若者が購入するのは古着だけでなく、ある時代のシンボルや記憶を残そうとしているのではないか」と分析しています。

専門家は、レトロ商品に対する支持は、若者が現代社会の速いリズムや不確実性に対応する際のメンタル調整であり、若者が消費過程において内面的なメンタル体験と精神的価値をより重視する傾向を示しているとみています。(提供/CGTN Japanese)

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