2026年5月28日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、テニス全仏オープンで中国選手によるマナー違反と判定への不満が、試合後の握手拒否という異例の事態に発展したと報じた。
記事は、パリで開催されている全仏オープン女子シングルス2回戦で、タマラ・コルパチュ(ドイツ)が王欣瑜(ワン・シンユー)に勝利した一方で、試合終了後に慣例となっている握手を明確に拒否したことが広く注目を集めていると伝えた。
そして、騒動の引き金が第1セットのベースライン際へのショットであり、主審のアウト判定を不服とした王選手がネットを越えてコルパチュ側のコートへ入り、ボールの痕を確認しに行ったと紹介。この行動に会場の観客からブーイングが上がり、審判もスポーツマン精神に反する行為として警告を与えたとしている。
記事はトラブルの背景について、クレーコートで行われる全仏オープンでは他の3大大会とは異なり自動判定システムを採用せず、依然としてコートに残るボールの痕を主審が直接確認して判定を下す方式が取られていると説明。スポーツメディア・ユーロスポーツの記者が、ホークアイ(電子判定システム)のデータでは実際にボールはベースラインから約8ミリ外れており、アウトの判定が正しかったとの認識を示したことを伝えた。
記事は、試合終了後にネット際で判定の問題を主張し続ける王に対し、コルパチュは握手を拒否したと紹介。コルパチュが「彼女の振る舞いは極めてスポーツマン精神に欠けると感じた」と語り、王に対し「あなたとは握手しないわ」と直接告げたことを明かしたと報じた。
また、王は相手側のコートに入ったことを謝罪した一方で、「ボールがアウトだったことは認めるが、問題はそこではない」と語り、問題発生時に別のボールの跡を審判に指し示したコルパチュへの不信感を示したと伝えている。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) May 28, 2026











