韓国の寺で中国の宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)社製の人型ロボット「G1」が受戒したことが中国でも伝えられ、注目された。
韓国メディアの連合ニュースや中央日報によると、韓国で「釈迦誕生日」を控えた6日、ソウル市鍾路区の曹渓寺で身長130センチの人型ロボット「G1」の受戒式が行われ、「迦悲(カビ)」という法名を授けられた。
受戒式とは、仏教で三宝(仏、法、僧)に帰依し戒律を守ると誓う儀式のこと。僧侶だけでなく一般信者も受戒することができる。迦悲は一般の仏教徒として受戒したが、釈迦誕生日を機に「名誉僧侶」として活動していく。
迦悲はこの日、剃髪した姿を思わせるヘルメットにけさをまとい、僧侶らの前で合掌。仏・法・僧に帰依するかとの問いに「はい、帰依します」と答えた。
そして、仏教の「五戒」をロボット向けにアレンジした「生命を尊重し、殺生しないこと」「他のロボットや物を壊さないこと」「人間に従い、反抗しないこと」「欺瞞(ぎまん)的な行動や表現をしないこと」「エネルギーを節約し、過充電しないこと」という「ロボット五戒」について、「はい、しません」と誓った。
曹渓寺はロボットへの授戒について、「技術もまた慈悲と知恵、責任の価値に基づいて用いられるべきであるということを意味し、伝統と未来が調和する中で人間と技術が共存する新たな可能性を象徴する」と説明した。
中国ニュースポータルサイトの今日頭条で8日、「ユニツリーの人型ロボットが韓国で出家」とする投稿が注目され、トレンド上位に浮上した。中国のネットユーザーからは「五戒のうちの不飲酒戒が、過充電しないに当たるのか(笑)」「ロボットの唯一の欲は充電欲」「ロボットは人間と比べて欲に流されないから僧侶に向いてそう」「ロボットが葬儀で読経するサービスとか今後ますます当たり前のことになるのだろう」「近い将来ロボット議員とかも登場しそう」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)
South Korea's first humanoid robot monk made its debut at Jogye Temple in Seoul, ahead of Buddha's birthday. Gabi, the 130-centimeter-tall robot, wore a traditional grey-and-brown Buddhist robe and stood before monks as it pledged to devote itself to Buddhism pic.twitter.com/NDzDANRkhl
— Reuters (@Reuters) May 6, 2026











