中国メディアの極目新聞は28日、男女の教師が学校のグラウンドで「相合い傘」をしていたことについて、「学校はなぜうその説明をしたのか」との論評記事を掲載した。
記事によると、先日、福建省厦門市のある学校の運動場で行われた集会の後方で、女性教師が高齢の男性教師に日傘を差し掛けて「相合い傘」をしている様子が撮影された。
学校側は当初、「傘を差していた男女は親子だ」と説明していた。しかし、後に地元教育局の関係者が「調査したところ2人は親子ではない。男性は定年退職後に再雇用されたベテラン教師」と明らかにしたことで、学校側の説明が「うそ」だったことが発覚した。
記事は、「2人が親子であるかにかかわらず、『女性教師が校長に取り入るために傘を差し掛けた』というのは世論を煽るものだ。少なくとも、男性教師は学校の幹部ではないという点は確認されており、当局はデマを流した人物の法的責任を追及することも可能だ」とした。
一方で、「学校側の(2人は親子という)説明を受け、世論はおおむね学校側を支持していた。ところが、教育局が実際にはそうではないと明らかにしたことで、学校にだまされたと感じる人も出てきている。また、なぜ学校はうそをついたのかという疑問も浮かび上がっている」と指摘した。
そして、「うそがもたらす問題は、事象そのものよりも深刻だ。学校とは教育を行う場であり、誠実さと信用は最低限守るべきものであるはずだ。なぜ学校は事実と異なる説明をしたのか。
記事は、「互いに傘を差し掛ける行為を悪意をもって解釈すべきではない。同僚同士が気遣い合うことは、ごく普通のことであり、必要以上に問題視することではない。率直に言って、一部の批判している人たちにはもう少し物事を前向きに見る姿勢を持ってほしい」としつつ、「学校側のうそが明らかになった以上、学校は責任を認め、社会に謝罪することが必要だ。世論への対応において、うそをついたり、逃げたりしてはならない」と結んだ。(翻訳・編集/北田)











