中国メディアの揚州晩報によると、江蘇省揚州市江都区の邵伯湖に設置された野外観測カメラにずんぐりとした体型で灰褐色の「巨大なネズミ」が映っていた。

区の生態環境当局が3日明らかにしたところによると、この巨大ネズミの正体は南米原産の外来種ヌートリア。

中国では20世紀に毛皮の原料として養殖するため持ち込まれた。その後、脱走したり無断で野生に放たれたりしたことで、野生個体群が徐々に形成されたとみられるという。

ヌートリアがもたらす生態系への脅威を過小評価してはならない。稲の苗やジャガイモなどの作物を食害して収穫量の減少を容易に引き起こす。果樹の枝や幹をかじって自然植生にも被害を与える。穴を掘る能力があり河川や湖の堤防、桟橋、河岸道路に損傷を与える可能性もある。

当局は市民に対し、ヌートリアを見かけた場合は餌を与えたり捕獲したりしないよう注意喚起した。(翻訳・編集/柳川)

揚州市の湖に設置された野外観測カメラに「巨大なネズミ」、正体は外来種のヌートリア―中国

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