中国メディア・中国新聞網は22日、世界最高齢者とされていた日本人女性・田島ナビさんが117歳8カ月で亡くなったことを伝えた。
 
 記事は、「鹿児島県喜界島町で、世界最高齢と見られていた日本の田島さんが21日午後7時58分に老衰のために117歳8カ月で亡くなった。
家族によると、今年1月に体調が悪化し、町内の高齢者介護施設から病院に入院し、治療を受けていた。田島さんは1900年8月4日生まれで、2015年9月に日本国内最高齢になっていた」と紹介した。

 また、これまで世界最高齢としてギネス認定されていたジャマイカの117歳の女性が昨年9月に死去し、ギネスが田島さんの認定手続きに着手中だったと説明。男性では、北海道足寄町に住む112歳の野中正造さんが今月10日にギネスの世界最高齢男性の認定証を受け取ったばかりであると伝えた。

 世界的な長寿大国として広く認知されている日本人の世界最高齢者が死去したことについて、中国のネットユーザーからは「広西チワン族自治区の村では、この女性より長寿の人がたくさんいる」、「新疆ウイグル自治区には131歳のおばあちゃんがいるぞ」、「140歳とかいう人を見たことがあるけれど・・・」など、中国には非公式ながらもさらに長寿の人がいるとのコメントが多く寄せられた。

 田島さんの死去により、日本のみならず世界において、確たる証拠がある19世紀生まれの人は1人もいなくなった。ある時代に区切りがついた象徴的なトピックと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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