動画がまず指摘した新幹線の強みは「安全性」だ。1964年に開通した新幹線は「すでに55年以上も安全に運行がなされている」と紹介。開業以降、台風や地震はなんども発生しているものの、「乗車中の乗客の死亡事故は1度も起きていない」と称賛した。中国高速鉄道もここ数年は大きな事故が起きていないとはいえ、2011年に発生した温州市鉄道衝突脱線事故では多くの死傷者を出している。
また、新幹線の「年間平均遅延時間は36秒だった」と紹介。これは2011年の東海道新幹線のデータと思われるが、年間約12万本も運行しているなかでのこの数字はまさに驚異的と言えるだろう。中国高速鉄道も、以前の普通列車と比べるとずいぶん時間に正確になったが、大雨の中で上述の事故を起こした経験からか、大雨になると大幅に遅延することが少なくない。
さらに新幹線の運営面における驚異的な点として、「わずか7分で新幹線車両をきれいにする清掃チーム」がいることを紹介。あまりの速さに動画では「きっと何か魔法を使っているに違いない」とユーモアを込めて称賛している。
この動画に対して中国のネットユーザーから「数字で新幹線を超えても、サービスの品質では全く追いついていない。
【関連記事】
教育大国の日本と中国、同じ教師でも「こんなに違う」=中国
日本に負けられないと気を吐く韓国が「東アジア一のステルス戦闘機大国」に?=中国
抗日戦争の痛みを忘れたのか! 蘇州の「日本街」に賛否両論=中国
日本人の口から「愛国」という言葉を聞く機会がほとんどない理由=中国
同じ寝台列車とは思えない・・・日本の寝台列車は「中国と全然違う」