◆春季高校野球神奈川県大会▽4回戦 横浜4―3鎌倉学園(18日・サーティーフォー保土ケ谷)

 今春のセンバツに出場した横浜が土壇場の逆転勝利で鎌倉学園を下し、8強入りを決めた。

 プロ注目の最速154キロ右腕・織田翔希投手(3年)はベンチスタートだったが、1―1の2回無死二塁、カウント2―2の場面でセンバツ後初の公式戦のマウンドへ。

7回までは得点を与えなかったものの、8回に勝ち越し適時打を浴びた。しかし、打線が土壇場の9回に3点を奪って逆転に成功し、苦しみながら接戦を制した。織田は2番手で8回を投げて6安打2失点、7奪三振だった。

 実は登板直後の3回ごろから、右手中指の血まめが潰れていた。村田浩明監督(39)は「代わるか?」と確認したが、右腕は「代わりません」と続投を志願。リリースの位置を下げ、配球もカットボールを多めにするなど工夫して9回まで投げ抜いた。

 土壇場で粘りを見せた打線には「すごくうれしかった」と感謝。アクシデントを対応力で乗り越えた自身の投球内容については、「ちょっと深く(ボールを)握るとか、そういうところはやってきていた。まだまだ納得のいくボールも投げられていないですし、そこよりもチームを勝たせると意味で弱いところがあった。自分としてはまだ成長できるんじゃないかなと思います」と、冷静に振り返った。

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