◆日本生命セ・パ交流戦 2026 日本ハム3―5巨人(30日・エスコンフィールド)

 日本ハムは30日、終盤の追い上げも及ばず巨人戦(エスコン)に敗れ、2連敗。借金2となり、そろって白星を挙げた上位勢との差が広がった。

「6番・三塁」でスタメン出場の郡司裕也捕手(28)は、8回に巨人のセットアッパー・大勢から左越え4号ソロ。出場した直近3試合は無安打が続くなど、波に乗れない状態が続いているが、会心の交流戦初安打を上昇のきっかけにしていく。

 初球の真っすぐに、郡司は力強くバットを振り切った。3点を追う8回、1死走者なし。巨人・大勢の初球、153キロを捉えた。19日以来の一発は、交流戦初安打となる左越え4号ソロ。「追い込まれる前に打たないといけないなと思ったので、思い切って打てました」とうなずいた。

 兆しは感じていた。2回には巨人先発・西舘の変化球を捉える左飛。6回は真っすぐを逆方向に打ち返したが、右飛となった。いずれも鋭い打球だっただけに「僕の中ではいい傾向。状態がいいときでもアウトになるときはああいうのが増える」と前向きに語った。

 成長も感じる一発だった。中日時代、大勢とは1打席だけ対戦があった。詰まった二ゴロに抑えられ「全く打てる気がしなかった。当時の立ち位置もありましたし、技術的なものも。一生無理だろうなと思ってた投手だったんで、今日は打ててよかった。この数年でいろいろ変わったなと思います」とかみ締めた。

 チームは連敗で借金2。CS圏の3位までは、今季最大の3ゲーム差となった。新庄監督は「郡司くんもいい打球が出始めた」と開幕4番を託した背番号3の復調に、期待を込めた。シーズンの行方を大きく左右する交流戦。取り戻した本来の姿で、一つでも多くの白星をつかみ取っていく。(山口 泰史)

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