中国メディアの毎日経済新聞によると、広東省の深セン地下鉄が昨年、371億元(約8560億円)超の赤字を出したことが分かった。
地下鉄を運営する深セン市地鉄集団有限公司は29日に発表した公告で、2025年度に371億9700万元の赤字が発生したと明らかにした。
同社は同日の別の公告で、辛傑(シン・ジエ)氏が董事長を退任したことも発表した。後任は未定で、決まり次第、発表するとしている。また、「今回の人事異動は権限を有する機関の審議を経て承認済みである」と説明し、「日常の管理・運営や債務返済能力に重大な影響を及ぼすものではない」としている。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「深セン地下鉄は1日平均1億元(約23億円)超の赤字」がトレンド入りした。
報道によると、巨額赤字の主因は地下鉄経営ではなく、不動産投資の失敗にある。最大の要因は筆頭株主の万科企業股份有限公司の業績悪化で、同社の巨額赤字に伴い約240億元(約5520億円)の投資損失を計上した。また、資産価値の下落により約131億元(約3010億円)の減損処理を行ったことも影響したという。(翻訳・編集/北田)











