2026年5月5日、中国メディアの中国新聞網はビリヤード・スヌーカー世界選手権で中国の呉宜沢(ウー・イーゼー)が2000年代生まれとして初の王者になったと報じた。

記事は、5日未明に英国のシェフィールドでスヌーカー世界選手権が閉幕し、中国の呉宜沢(22)が決勝で英国のショーン・マーフィーを18-17で破って初優勝を飾ったと紹介。

呉は03年生まれで、史上初めて世界選手権を制覇した2000年代生まれの選手となったほか、中国勢としては趙心童(チャオ・シントン)に次ぐ2人目の世界選手権チャンピオンになったと伝えた。

記事によると、今大会には史上最多となる11人の中国勢選手が本戦に出場し、呉、趙、丁俊暉(ディン・ジュンフイ)、肖国棟(シャオ・グオドン)の4人が16強入りを果たすなど、中国勢の躍進が目立った。特に呉はノーシードながらマーク・セルビーやマーク・アレンといった世界的な強豪を次々と撃破して初の決勝進出を果たした。

そして35フレーム(18フレーム先取した方が勝利)制で行われた決勝戦では、呉が第2セッション終了時点でフレームカウント10-7とリードするなど優位に進めたものの、終盤になってベテランのマーフィーが猛追、第32フレームで16-16と追いつかれると一進一退の攻防が続き、最終35フレームで呉がついに振り切って栄冠をつかんだ。

記事は、試合後のインタビューで呉が、優勝への強い信念が自身を支えたと語り、最大の精神的支柱となった両親への感謝の言葉を述べたと紹介。中国勢としても2年連続で世界選手権決勝進出を果たしたことになり、若き新王者の誕生によって中国スヌーカー界に新たな時代が到来したと伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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