2026年5月15日、香港メディアの香港01は、訪中したトランプ米大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席が会談し、ボーイング機200機の購入合意や中東情勢での協力で一致したと報じた。

記事は、トランプ大統領が北京で習主席と約2時間15分にわたり会談し、経済や外交などの各分野で重要な合意に達したと紹介。

中国側が航空機製造大手のボーイング社の航空機200機を注文することが最も大きな経済的成果であるとし、トランプ大統領が大規模な受注によって米国内で多くの雇用が創出されると成果を強調したことを伝えた。

また、外交および安全保障面では、習主席がホルムズ海峡の航行の安全確保を支援することを提案し、中東情勢の安定化に協力する姿勢を鮮明にしつつ、米国・イラン間の合意形成を望む意向を表明したと指摘。一方で、エネルギー安全保障の観点からイランからの石油購入を今後も継続したい意向を示したことにも触れた。

さらに、トランプ大統領がフォックス・ニュースのインタビューにおいて、中国側がイランへの軍事装備の提供を停止することに同意したと明かしたことも紹介している。

記事は、ホワイトハウスが発表した会談要旨の内容として、両首脳がフェンタニル原料の流入阻止といった治安対策を含む多岐にわたる重要課題について議論したと報道。首脳会談後も、トランプ大統領が北京を離れる前に茶会やワーキングランチを通じて習主席とのさらなる対話を進める予定であると伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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