2026年5月22日、韓国メディア・世界日報は、4月の訪日外国人数が全体として減少に転じる中、韓国人の日本旅行需要だけは依然として強い増加傾向を見せていると報じた。
日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、4月に日本を訪れた外国人観光客数は369万2200人で、前年同月に比べて5.5%減少した。
全体が減少へと転じる中、4月に日本を訪れた韓国人は国・地域別で最多の87万8600人に達し、前年同月比で21.7%増加した。台湾からの旅行客も19.7%増の64万3500人と好調だった。円安の継続や距離の近さ、豊富な航空路線が引き続き需要を支えているとみられる。
一方、中国人旅行客は大幅に減少した。4月の訪日中国人は33万700人で、前年同月に比べて56.8%のマイナスとなった。日中関係の悪化や、中国当局による日本旅行の自粛勧告、それに伴う航空路線の調整などが影響したとみられている。中国の主要航空会社では、日本路線の無料変更や払い戻しの対応も行われている。
日本では、中東情勢の緊迫化や原油価格の高騰により燃油サーチャージが上昇すれば近距離旅行の需要にも影響が及ぶ可能性があるため、今後の航空券価格の上昇を警戒する声も出ている。観光庁の村田茂樹長官は今後の外国人観光客向け訪日プロモーションについて、「観光交流の活発化に伴い、社会や経済が観光の抱えるリスクの影響を受ける可能性が高まっている。国際情勢の変化などの外部要因により、インバウンド市場が大きく影響を受けることのないよう、市場のさらなる多様化の推進が重要」としている。
記事は韓国の旅行業界関係者の「日本は短い飛行時間と豊富な路線によって、依然として韓国人が最も気軽に選ぶ海外旅行先の一つだ」との分析に言及。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「日本旅行ブームの勢いはずっと落ちなくてすごい」「円安のうちはまだまだ日本人気続きそう」「日本は清潔で快適に旅行できる」「距離や価格、すべてが旅行先としてちょうどいい」「韓国人にとって日本旅行はもう海外旅行というより週末旅行感覚」などの声が上がった。
また、「最近では東京や大阪より、地方都市に行く韓国人もかなり増えた印象」「近い・安い・食べ物おいしい、で日本旅行が人気なのは分かる」「航空券高くなってきたとはいえ、欧米行くよりは気軽だから」「日本人が韓国へ行く流れもまた増えてるし、結局お互い行きやすい国なんだと思う」「韓国人ははやりものが好きだから、この流れは続くんだろうけど、これ以上航空券価格が上がると結構厳しい」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











