台湾メディアの自由時報は3日、日本でレンタカーを運転して旅行をする台湾人が警察に呼び止められるケースが相次いでいるとして、日本のレンタカー会社が「日本で運転する前に頭に入れておくべきポイント」を紹介したことを伝えた。
記事によると、トヨタレンタリース新札幌は台湾のフェイスブックグループ「北海道旅遊自駕自由行」への中国語の投稿で「日本で運転する前に、台湾での運転習慣はいったん脇に置くべき」とし、「多くの台湾人が日本でトラブルに遭うのは運転技術の問題ではなく、日本にいても頭の中が台湾モードのままだからだ」と指摘した。
そして、「特に北海道では道路が広くて車も少なく、景色も美しいため、つい気が緩みがちで、その分事故につながりやすい」とし、警察庁のデータで近年は外国人ドライバーによる重大事故が増加傾向にあることを説明した。
そして、「日本で運転する前に頭に入れておくべきこと」として、まず「一時停止標識では必ず停止する」ことを挙げた。「『止まれ』の標識は減速や徐行ではなく、完全に停止することを意味する。車輪が完全に止まるまで停止し、その後、安全を確認してから発進しよう」と呼び掛けた。
次に「左側通行を徹底する」ことを挙げ、「日本は(台湾と異なり)左側通行であるため、乗車前や右左折時には常に意識を切り替えることが重要。慣れないうちは特に注意が必要だ」とした。また「シカが飛び出してきても急ハンドルを切らない」ことを挙げ、「北海道では野生動物との接触事故が多く、急ハンドルを切ることで横転事故につながるケースがある」と説明した。
さらに、「大きなカーブもゆっくり曲がる」については「日本では急な割り込みや強引な左折はなく、余裕を持って減速しながら曲がる運転が一般的」と解説。「疲れたら必ず休憩する」については「北海道は直線道路が長く、景色も単調になりやすいため、気付かないうちに注意力が低下することがある。長時間運転の際はこまめな休憩が不可欠」と呼び掛けた。
そして、「最後に、私がものすごく共感する言葉をあなたに贈る。『台湾では経験で運転し、日本ではルールで運転する』。
この投稿に、台湾のネットユーザーからは「台湾人は『止まれ』という標識に対して完全に認識不足。車が来ているかどうかに関係なく、必ず完全に停止してから発進する必要がある」「日本では踏切も同じ。必ず完全に停止して左右の安全を確認してから進まなければならない。遮断機の警報音が鳴っていないからといって停止しなくていいわけじゃない。これは多くの台湾人が理解していない」といった声が上がった。
また、「台湾でも同じように習うはずだけど、現実には取り締まりが徹底されておらず、交通状況の混乱を招いている」「悲しいのは、多くの人は海外に出ると台湾の運転習慣に問題があることに気付くが、台湾に戻るとまた乱暴な運転に戻ってしまうこと。台湾では取り締まりが十分に行われていないから」との声や、「個人的に、日本が台湾の運転免許をそのまま認めてレンタカー運転を可能にしているのは驚き。免許取得制度や運転に対する意識そのものに大きな違いがあるのに」と指摘するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)











