2026年6月2日、韓国メディア・京郷新聞は、東京都が掲げるクールビズ政策のうちハーフパンツ通勤の解禁を巡り、日本で予想外の論争が起きていると報じた。

記事によると、小池百合子東京都知事は猛暑対策と省エネルギーを目的として、これまでのクールビズをさらに拡充する「東京クールビズ」を掲げ、都庁での率先した導入を進めている。

近年、日本では40度近い猛暑が頻発しており、熱中症対策や冷房使用量の削減が課題となっている。

しかし、この「東京クールビズ」の内容について、日本のSNSでは思わぬ方向で議論が過熱した。「東京クールビズ」では、Tシャツやハーフパンツの着用を推奨しており、今年から都庁でもハーフパンツでの通勤が解禁された。これについて、「中年男性のすね毛を見たくない」「半ズボンは職場にふさわしくない」「公務員らしい服装ではない」などの声が相次いだ一方、「中高年男性に対する差別ではないか」「女性に同じ発言をしたら問題になるはずだ」といった反論も広がった。

記事は今回の論争について、単なる服装問題ではなく、日本社会に残る保守的な職場文化や中高年男性に対する社会的イメージ、世代間の価値観の違いが表面化した事例だと分析した。日本では05年から環境省主導で「クールビズ」が導入され、夏場のネクタイや上着の着用を緩和してきた。今回のハーフパンツ容認もその延長線上にある取り組みだという。

また記事は、17年に英国で発生した「男性のハーフパンツ出勤禁止」を巡る騒動にも言及。当時、男性社員が抗議のためにワンピース姿で出勤し、その後会社側が規則を改正した事例を紹介した。さらに、世界保健機関(WHO)や世界気象機関(WMO)が気候変動による職場の熱ストレス対策の必要性を指摘していることにも触れ、「これからは服装規定そのものを見直す時代に入っている」とした。

これについて、韓国のネットユーザーからは「おじさんの頭の毛や腕の毛は見て生活してるのに?」「すね毛より熱中症の方が問題だろう」「猛暑の中で長ズボンを強制する方がおかしい」「職種によるとは思うが、この暑さだし、別にいいだろう」「日本は服装の自由化がまだまだ遅れているんだな」などの声が上がった。

また、「職場で快適に働けるなら半ズボンでもなんでも構わない」「最初は少し違和感を感じるだろうが、異常気象の時代だから仕方がない。

だんだん慣れていくだろう」「昔はノーネクタイも批判されていた。時代が変われば服装が変わることを受け入れるべき」「時代に合わせてルールも変わっていくのは当たり前」「体に毛が生えるのは自然なこと。男性だろうと女性だろうと厳しく言うべきではない」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)

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