記事は、韓国と台湾の日本に対する見方が大きく異なる理由について、まず日本は台湾を「文化」を主として統治し、皇民化教育によって反抗意識のある台湾人を麻痺させたとする一方、朝鮮半島では日本は「武力」を主として統治したと主張。日本は反対する朝鮮人を武力で鎮圧したとし、そのため日本統治時代の台湾と朝鮮半島の人びとの生活は貴族と奴隷ほどの差があったと主張した。
また2つ目の理由について、韓国は独立後に親日派の韓国人勢力を徹底的に排除する運動に着手したのに対して、台湾は内戦に対処するのが精一杯であり、日本の影響力を清算する力はまったくなかったと説明。
さらに記事は3つ目の理由について、米国が韓国の背後で物事を導いていると説明。「日本を恨んでおり、経済も発展している韓国を利用して、米国は極東地域で日本に勝手気ままに悪事を働かせないようにしている」と論じた。
親日家が多く、良好な関係が構築されている台湾に対し、韓国と日本は慰安婦問題や領土をめぐる対立など、確かに複雑な問題を抱えている。人も国も間違いを犯すものであり、歴史はこうした間違いが繰り返されてきたことを証明している。しかし人も国家も共に協調する道を選択すれば、お互いに憎み合うよりも大きな益をともに享受できるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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