東都大学野球2部春季リーグ戦第4週第1日▽日大6―2駒大(12日・UD上尾)

 日大が3番打者・米津煌太(3年=大垣日大)の5打点の活躍で初戦をものにした。打線が今秋のドラフト候補に挙がる駒大の最速158キロ右腕・仲井慎(4年=下関国際)を初回に攻略。

一時同点とされたが7回に勝ち越し、8回に追加点を奪い試合を決めた。投げては先発・直江新(3年=九州学院)がテンポの良い投球で8回6安打2失点、今季4勝目を手にした。

 初回から積極的に攻めた。1、2番が左前、右前安打の連打でチャンスを作ると、続く米津がカウント2ボールから仲井のチェンジアップを振り抜いた。打球は左翼手の頭上を越え、2点を先取する適時二塁打となった。8回にはダメ押しとなる3点適時二塁打も放ち、この日5打点と活躍。米津は「クリーンアップを打たせてもらっているので全部自分が返すつもりで。勝つことしか考えていなくて最後まで追加点を取りに行くことを意識した」と振り返った。

 先発の直江は一つの四死球も与えない精密な投球で試合を作った。春のオープン戦から「急に感覚がよくなった」という変化球と、低めに制球された直球を織り交ぜ駒大打線に的を絞らせなかった。「相手はプロも注目する選手ですが、そこは負けないようにという気持ちで」と仲井との投げ合いを制し、胸を張った。

 今季のリーグ戦は第4週目が始まる前までに、首位の専修大が6戦全勝で勝ち点3。

3位の日大は4勝3敗で勝ち点2としている。逆転優勝に望みをつなぐためには、残りの3試合を全勝することが最低条件だ。1つも負けられないチームに片岡昭吾監督(48)は「(試合前に)選手には総力戦でとにかく4連勝という話をしていた。やるべきことはやったので、負けられないプレッシャーを楽しむくらいのつもりで積極的にやっていきたい」と力を込めた。

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