台湾メディアのETtodayは29日、ゴールデンウィーク(GW)に日本を旅行する台湾人に向けて、交通系ICカード利用時の落とし穴を伝えた。

記事は、「台湾ではメーデー(労働節)の連休が間もなく到来し、多くの人が日本旅行を計画している。

連休は日本のGWと重なるため、現地の交通や観光需要はピークを迎える」と説明。「この期間に日本を訪れる場合、交通面で注意が必要だ」とし、2点を挙げた。

1点目について、「JR東海とJR西日本は5月6日までの期間、東海道・山陽新幹線の『のぞみ』号をすべて『全車指定席』として運行し、従来の1~2号車の自由席を取りやめると発表した」と解説し、「乗車には事前の予約と指定席特急券の購入が必要となる」と注意を呼び掛けた。

一方で、「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」などの他の新幹線列車については、従来通り自由席が維持されるとしつつ、「ただ自由席が混雑した場合には、鉄道会社が自由席特急券を持つ乗客を『のぞみ』号のデッキや通路に誘導し、混雑の分散を図る可能性がある」と伝えた。

2点目は、「見落とされがちなポイント」として、「交通系ICカードを利用してエリアを跨いで乗車した場合、駅で出場できなくなる恐れがある」と指摘。「多くの台湾人旅行者は、SuicaやPASMOなどを利用し、あらかじめ高額をチャージして長距離移動を行うが、交通系ICカードは原則として異なるJRの運行エリアを跨いで使用することはできない」と解説した。

そして、例としてJR東日本からJR東海のエリアへ移動した場合、「入場はできても出場できない」状況になる可能性があり、改札で止められて有人窓口で精算しなければならなくなると紹介。「特にGW期間中は駅が非常に混雑し、精算に長時間並ぶことも多く、旅行の日程に大きな影響を与えかねない」と注意を呼び掛けた。(翻訳・編集/北田)

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