今年の第1四半期、上海の小売総額は前年同期比5.5%増の4281億元(約9兆9370億円)を上回りました。3月には、都市発のブランドとして「上海カスタム」がお披露目されました。
上海では、日常のファッションの個性的なデザインから「ワンストップ」のオーダーメイドサービスまで、採寸から仕立てまでのサービスを提供するシーンは珍しくありません。外灘(バンド)から南へ約3キロの場所にある「南外灘(サウスバンド)カスタムセンター」には、300もの店舗が軒を連ね、スーツなどのフォーマルウェアからチャイナドレスまで、「一人ひとりに合わせた採寸」によるオーダーメイドサービスが受けられます。ここは、多くの外国人観光客にとって上海訪問の際に必ず立ち寄るスポットとなっており、最短1日で仕上がるほか、リモート採寸や配送サービスにも対応しています。
オーダーメイドが特徴の「上海カスタム」は今、都市でのより多くの消費シーンへと広がっています。上海国際花卉(かき)展の期間中、明代の庭園として知られる豫園の湖心亭では、伝統的なガラス工芸による手作りの限定版「十二花神杯(12人の花の女神カップ)」がお土産コーナーに並べられ、豫園ならではの江南の情緒を演出しています。消費者が購入しているのは単なるカップではなく、「豫園でいただく一杯のお茶」という時空を超えた思い出です。茶器から茶菓子まで、豫園内ではこうしたご当地ならではの体験が人気となっています。
上海は今後も「上海カスタム+」をテーマにした観光ルートの造成を進めるほか、カスタムブランドとスポーツイベント、文化・演芸、グルメなどのリソースを深く融合させることで、カスタム消費をより国民的なものへと押し広げていくということです。(提供/CGTN Japanese)











