中国科学院古脊椎動物および古人類研究所の徐光輝研究員が率いる研究チームが5月21日に明らかにしたところによると、同研究チームと山西自然博物館は中国北部山西省晋中市にある三畳紀地層で発見した化石が、約2億4200万年前の大型のケラトドゥス目ハイギョの化石であることを確認しました。

このハイギョの全長は約1.62メートルで、これまで東アジア地域で発見されたケラトドゥス目動物化石のうち、骨格の接続状態が最も良好に保存された最も古い化石で、三畳紀中期のアジアでのハイギョの化石の空白を埋めるものであり、三畳紀のハイギョの化石として、現在のところ世界で最も大きなものです。

このハイギョの化石は晋中市にある赤紫色の泥質砂岩から出土したもので、大型草食動物である有名なシノカンネメエリア動物群もこの地層で発見されました。山西自然博物館は2023年、地元住民から寄せられた情報をもとにこの化石を採集し、古生物の科学研究者を組織して現地で改めて化石の発掘と保護、追跡調査、地層断面の測定作業などを実施しました。そして3年にわたる修復と研究を経て、最終的にそれがハイギョの化石であることを確定しました。

また、この研究により、中国で生息していたカンネメエリア動物群の中に大型の陸生動物がいただけでなく、周辺の川や湖には大型のハイギョ類も生息していたことが分かりました。(提供/CGTN Japanese)

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