「神舟23号有人宇宙飛行ミッション」に関する記者会見が5月23日午前、酒泉衛星発射センターで行われました。報道官が神舟21号クルーの軌道上での滞在の様子や、これまでに得られた成果と進捗(しんちょく)について紹介しました。

神舟21号クルーの軌道上滞在日数は23日の時点で203日に達しており、中国人宇宙飛行士クルーによる連続滞在の最長記録更新が確実視されています。これまで、各種作業は順調に進んでおり、3人の宇宙飛行士はいずれも良好な状態を保っているということです。今回のミッション期間中、クルーは計3回の船外活動を行い、神舟20号カプセルの舷窓の点検撮影、宇宙デブリ防護装置の設置、船外設備の点検などの任務を完遂しました。

指揮官の張陸氏は、これまでに通算7回の船外活動を行い、現在、中国で船外任務を行った回数が最も多い宇宙飛行士となりました。また、初飛行となるペイロードスペシャリストの張洪章氏は、宇宙環境を利用した研究・応用に向けたリチウムイオン電池の電気化学・光学のその場観察(in-situ observation:実験や反応が実際に進行している現場の条件を制御しながら、リアルタイムで状態を追跡・調査する手法)や、生命科学、流体・燃焼実験などの関連実験を主に担当しています。同じく初飛行の武飛氏は、中国で船外活動を経験した最年少の宇宙飛行士となりました。

203日!神舟21号クルー、中国人宇宙飛行士の連続滞在最長記録更新へ

宇宙科学と応用分野では、クルーは地上の科学技術スタッフと密に連携し、宇宙生命科学、宇宙材料科学、微小重力基礎物理、航空宇宙医学、新技術などの分野で段階的な成果を上げています。その中には、マウスの宇宙空間での密閉飼育、宇宙飛行士の運動疲労評価モデルの初歩的な構築、それにミニトマトと小麦の軌道上での気耕栽培(エアロポニック栽培)などが含まれています。(提供/CGTN Japanese)

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