2026年5月28日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、フランスの老舗百貨店ギャラリー・ラファイエットの北京店が閉店したと報じた。
記事は、ギャラリー・ラファイエットの北京店が27日に閉店し、中国国内の店舗が上海、深センの2店舗のみとなったことを紹介。
その上で、経済的な背景として不動産危機の継続や所得の伸び悩み、若者の高い失業率が消費者の慎重な姿勢に拍車をかけたと分析。不確実な経済状況下で若年層を中心に貯蓄を優先する価値観が浸透しており、コロナ禍での失業経験から将来への不安を感じ、貯蓄をするようになったという市民の声を伝えた。
また、消費者の意識も変化しており、ある市民が「以前ほど見えを張らなくなり、目立つブランドロゴをどうしても持ちたいとは思わなくなった」と語ったことに言及。実用性やコストパフォーマンスを重視する傾向や、国産ブランド志向が強まっているとした。
さらに、経済減速やオンライン販売の衝撃により、かつて中国市場に依存していた海外高級ブランドが伝統的な小売モデルの限界に直面しているとも指摘。消費者が実店舗で商品を確認してもタオバオやTikTokなどのオンライン価格を優先する現状が、実店舗の維持を困難にしていると伝えた。(編集・翻訳/川尻)











