原油高止まりが投資家心理の重しとなる流れ。
ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が根強いほか、世界的な半導体株高の流れもプラス材料だ。昨夜の米株市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が1.7%高と17連騰し、連日で最高値を更新。人工知能(AI)産業の拡大で、半導体需要が伸びると期待されている。指数は徐々に下げ幅を縮小させた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、自動車の下げが目立つ。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が2.0%安、賽力斯集団(601127/SH)が1.8%安、北汽福田汽車(600166/SH)と上海汽車集団(600104/SH)がそろって1.3%安で引けた。「中国で今後、超長期・低金利のオートローンが引き締められる見通し」などと伝わり、自動車販売が鈍ると不安視されている。
医薬株も安い。津薬薬業(600488/SH)が9.2%、北京福元医薬(601089/SH)が5.3%、浙江華海薬業(600521/SH)が2.6%、康縁薬業(600557/SH)が1.7%、津薬達仁堂集団(600329/SH)が1.3%ずつ下落した。金融株、公益株、軍需産業株、運輸株なども売られている。
半面、半導体株はしっかり。IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が2.9%高、半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が2.5%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が1.7%高、半導体検査装置メーカーの天津金海通半導体設備(603061/SH)が0.9%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、国産アーキテクチャーCPU(中央演算処理装置)の海光信息技術(688041/SH)が8.2%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.5%逆行高した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.05ポイント(0.76%)高の271.92ポイント、深センB株指数が2.06ポイント(0.17%)高の1194.10ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











