中国メディアの揚子晩報は22日、招待されてタイの水掛け祭りへ行ったところミャンマーの詐欺拠点に売られた中国広東省の大学1年女子学生について伝えた。

記事によると、女子学生は「友人」に招待され水掛け祭りに参加するつもりで4月10日に広州白雲国際空港からタイへ渡航した。

15日の帰りの航空券も購入済みで、数日間旅行などして帰国するつもりだった。しかし、10日午後5時55分に到着したところ、「友人」は現れず、1人の男に拘束された。2日間あちこち連れ回された後、タイとの国境近くに位置するミャンマーのパヤトンズーに連れていかれ、詐欺拠点に売られたとみられる。

女子学生の行動経路の異常に気付き、監禁されているのではないかと疑った高校時代の同級生から13日に連絡を受けた女子学生の父親が、チャットアプリで女子学生と通話を試みると、男から身代金として約20万元(約460万円)相当の暗号資産を要求され、警察に通報するなと脅され、身代金を支払わない場合は、女子学生を他人に売り飛ばし、そこで性的暴行を受けることになるかもしれないと言われた。

父親は13日午後、身代金を支払い、現地の友人にも応援を頼んだが、相手側は女子学生を解放するとの約束を守らなかったため、14日に警察に通報した。大学も広東省の公安庁と教育庁に女子学生の救出を要請した。

女子学生は現在、スマートフォンで家族と連絡が取れているが、詐欺拠点で虐待を受けているかどうかは分からず、家族は非常に心配しているという。(翻訳・編集/柳川)

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