2026年4月23日、香港メディア・香港01は、中国新疆ウイグル自治区政府が昨年8月に発生したつり橋崩落事故の調査報告を公表し、関係者11人を司法機関に移送したと報じた。
記事は、事故が2025年8月6日に新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州モンゴルキュレ県の夏塔(シャタ)景勝地にある「将軍橋」で発生し、橋のケーブルが断裂して橋面が傾斜し、大勢の観光客が橋下に転落したことを紹介。この事故で5人が死亡、24人が負傷し、直接的な経済損失が2031万5000元(約4億7500万円)に達したと伝えた。
また、事故の直接原因について、橋を設計通りに建設せず、ケーブルサドルの代わりに滑車を使用したことだと指摘。建設時にメインケーブルを滑車の上に直接配置したため、長時間の摩擦と屈曲で深刻な摩耗が生じ、最終的に断線に至ったと説明している。
報道によると、橋は16年に建設され、全長約127.5メートル、橋面幅2.9メートル。設計耐用年数は50年とされていたが、24年6月19日にも同様につり橋のロープが破損する事故があり、橋が傾いたことで観光客らが転倒していた。現地の担当者は日常点検の強化と定期的な検査計画の策定により再発防止を図ると約束していたという。
記事は、2度にわたる補修工事でも基本的な建設手順が守られず、特に2度目の補修では独断でメインケーブルの型式と配置を変更し、塔頂部の滑車上に直接設置したことが致命傷になったと指摘。滑車の主軸径が小さ過ぎたことに加え、メインケーブルが横方向への偏りで滑車の縁と接触し、多数の断裂を引き起こしたと解説した。
そして、このほど発表された事故調査報告により、関係者11人が司法機関に送致されたほか、企業関係者5人と公職者22人の計27人が党紀・政務処分を受けたことが明らかになったと報じている。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) April 24, 2026











