中東情勢を巡る不透明感が重しとなる流れ。米中央軍が2日、ホルムズ海峡に近いイランのケシム島にあるイラン軍の軍事施設を攻撃したと発表する中、外電は3日、イランがクウェートの空港など民間施設を攻撃したと報じている。トランプ米大統領は3日、戦闘終結に向けたイランとの協議について、早ければ今週末にも進展が見られる可能性があるとの認識を示したが、投資家の慎重スタンスは強まったままだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、車載バッテリー世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL:3750/HK)が7.0%安、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が6.9%安、アジアを拠点とする生命保険業務のAIAグループ(1299/HK)が6.7%安と下げが目立った。
セクター別では、非鉄が安い。洛陽モリブデンのほか、中国宏橋集団(1378/HK)が5.2%、中国アルミ(2600/HK)が4.7%、新疆新キン鉱業(3833/HK)が4.6%、江西銅業(358/HK)が4.3%ずつ下落した。金属市況安が逆風。4日の上海期貨交易所(上海先物取引所)では、主要な非鉄金属の先物が安く推移している。
自動車セクターもさえない。賽力斯集団(9927/HK)が4.5%安、蔚来集団(9866/HK)が3.7%安、北京汽車(1958/HK)が3.4%安、理想汽車(2015/HK)が3.1%安で取引を終えた。そのほか、自動運転システムの知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が6.8%安、文遠知行(800/HK)が6.1%安、ライダー(LiDAR)の禾賽科技(2525/HK)と速騰聚創科技(2498/HK)がそろって3.0%安と値を下げている。
半面、半導体セクターの一角は高い。
本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.64%安の4057.78ポイントで取引を終了した。非鉄が安い。医薬、消費、不動産、公益、金融、自動車、軍需産業、運輸、エネルギーなども売られた。半面、半導体は買われている。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











