◆春季高校野球北海道大会旭川地区予選 ▽Aブロック2回戦 旭川明成7―0旭川工=8回コールド=(15日・旭川スタルヒン)

 旭川明成が7―0で旭川工を下し、代表決定戦進出を決めた。最速136キロの樽井新太投手(1年)が公式戦初登板で3回2安打無失点と好投した。

 実績十分の背番号18が高校入学後初の公式戦マウンドに上がった。6点リードの5回。樽井は「中学野球とは全然違う景色、緊張感だったけど、落ち着いて投げられた」。大舞台を経験してきた右腕は初登板に動じることなく、最初のイニングを無失点に抑えた。

 強気に直球で押し込む場面が多く見られ、6回は3者凡退。2死一、二塁のピンチを迎えた7回も無失点で切り抜けた。昨夏の敗退後から指揮を執る小島隼監督は「いつ投げても試合を作れる。崩れない。場数を踏んできて自信もあるでしょうし。初めて投げて上出来じゃないですか」とルーキーの好投に目を細めた。

 中学時代は、旭川大雪ボーイズの主戦投手として活躍。3年時はリーグの道内大会で他を圧倒した。

中学硬式野球リーグの頂点を決めるジャイアンツカップでは決勝に進出。世田谷西シニアに敗れたものの、準優勝の快挙を成し遂げた。道内外の強豪校から誘いがある中、選択したのは春夏通じて甲子園出場のない旭川明成。「練習の雰囲気が自分に合っていると思った」と、地元校から聖地を目指すことを決めた。

 高校入学後に中学時代の最速を1キロ更新し、136キロをマーク。1年春から背番号をつかみ、早くも公式戦デビューを果たした。首脳陣からの期待も高い15歳は「自分の持ち味を出して、生き生きとした投球を見せたい」。3年ぶりの春全道出場を目指し、代表決定戦で旭川東に挑む。

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