◆春季近畿大会 ▽1回戦 立命館宇治11―9履正社(23日、わかさスタジアム京都)
近畿大会が開幕し、智弁和歌山と立命館宇治が準決勝に進出した。立命館宇治は、東慶太内野手(3年)が、もう少しでサイクル安打の4安打5打点。
あとワンベースだった。11―8の8回2死、立命館宇治・東の打球が右翼線で弾んだ。サイクル安打達成かと思われたが、二塁でストップ。「意識はなかった。チャンスメイクするだけ」と自重した。元西武・渡部健人は、176センチ、115キロの体格から“よくばりくん”と呼ばれた。188センチ、95キロの5番打者は“よくばらないくん”だった。
快挙はならなかったが、4安打5打点で11年以来、15年ぶりの勝利に導いた。0―3の4回1死満塁、右中間に同点の3点二塁打を放つと、4―7の6回1死では京都大会決勝に続いて本塁打を右越えに運んだ。7回は1死満塁で左前に同点打。打者12人で6得点の逆転劇につなげた。
主将の江原雅登捕手(2年)ら1、2年生がベンチ入り20人中、12人のチームで「2年生におんぶにだっこ。負担はかけられない」と奮起。20安打を許しながらも、16安打で2度の3点差をはね返した。「勝てるとは思っていなかった」と、大阪王者撃破をかみ締めた。(伊井 亮一)










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