中国が独自開発した軽舟試験宇宙船は先ごろ、無事に打ち上げられ軌道に乗り、高さ600キロの軌道上で長期にわたる実験を進めています。この試験宇宙船には、深セン理工大学が開発・設計した未来の宇宙病院の軌道上実験装置が搭載され、日光浴でビタミンDを補給する光線療法器や傷の治癒を促進するプラズマ治療器などが含まれており、いずれも未来の宇宙病院の最先端医療プロジェクトとなる予定です。

未来の宇宙病院は、星間航行や宇宙移民の「健康の命綱」と見なされています。紹介によると、宇宙の微重力環境下で、人体は傷の治癒の遅延、骨のカルシウム流失、筋肉の萎縮、日光不足によるビタミンD不足など一連の問題に直面するとのことです。これらの課題が宇宙医療プロジェクトを生み出しました。軽舟試験宇宙船に搭載された数十の最先端医療プロジェクトは、目下順調にさまざまな軌道実験を進めています。

世界初となる中国の未来の宇宙病院建設計画は、「三段階」の目標が定められています。まずは宇宙医療プロジェクト装置を打ち上げ、軌道上での実験を完了し、宇宙環境下で正常に作動することを検証します。次に宇宙病院ステーションを建設し、緊急救援や科学研究の実践をおこないます。最後に月面や他の惑星に本格的な医療モジュールを設置し、人類の月面着陸や宇宙旅行に確固たる健康保障を提供します。(提供/CGTN Japanese)

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